2015/08/13 17:49




こんにちは。


お盆、ですね。

私はとっても地方の出身なので、どこに住んでいようとも、お盆とお正月は帰省するのが当たり前でした(ついでにゴールデンウィークも。。)。

お盆は、早朝にお墓参りに行ったり、お寺にご挨拶に行ったり、親戚と会ったり、親戚の家にご挨拶に行く祖父を車で送ったり。

昼はそんなことをして、夜は虫を捕りに行ったり、花火をしたり、近くの川で開催される花火大会を、家の前に椅子とテーブル出してご飯食べながら、従兄弟や近所の人も集まってみんなで鑑賞したり。それが当たり前のお盆の風景でした。


が、今年はかえれない。。なにかとやることがあってかえれない。。ううう。

と思っていたのですが、お盆の一足先に、これぞ日本の夏休みを満喫できました。


遊びに行っていたわけではありません。

たにくっしょんの生まれるところ=つまりは制作過程を取材する旅に某場所へ行っていたのです。


本当はwebのコンテンツにするようなので、あまり出さない方がいいのでしょうけど。

とっても感動したので、小出しにしていっちゃいます(ちょっとだけね)。


これは、金洋丸Mammillaria marksianaを制作しているところ。

表地・裏地の裁断から、アイロンから、縫製から綿詰めから、手刺繍まで(実際にはまだまだ細かい工程がたくさんあったけれど)、

全部1人で手仕事で行っていて、しかも1つ1つとっても丁寧で細かくて。感動してしまいました。

そして、依頼している側として、申し訳なくなってしまいました。細かすぎて。

植物のフォルムにこだわるあまり、なんどもパターンを修正したし、縫い方だって、綿の詰め方だってなんだって色々と拘ってアレコレお願いしているので。


ただ情報としてテキストで見るだけでは、電話で話すだけでは、たとえ実際会って話したとしても、この工程をイチからすべて見るまでは、全然実感が掴めていなくて。

どれだけの時間と手間と小さな気遣いでこの製品が作られているかということを、痛いほど実感したのでした。



つづく